営業時間 10:00~19:00

Wing 03-5768-7271

Wing CONTACT

BLOG

Wing

2019.01.04 |BLOG

ヘアドネーション 15 ヽ(*´∀`)

 

皆さま、明けましておめでとうございます。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

 

UPするのが遅くなってしまいましたが、

年末にまたまたヘアドネーションに

ご協力して頂く事が出来ました。

 

 

このお客様は、いつも通われている美容室で

ヘアドネーションをしていないという事で

当店にご来店下さいました。

 

ヘアドネーションをなさる数日前に、

「いつも行っている美容室で

刈り上げヘアにしようと思ってるのですけど、

ヘアドネーションだけ、って出来ますか?」

というお問い合わせでご来店頂きました。

 

「ヘアドネーションだけでも大丈夫です」

とお伝えして、

ご希望のヘアスタイルの

画像をお持ちでしたので、

長さが十分である事もお伝えしました。

 

 

後日、

改めてヘアドネーションでのご来店。

 

 

 



ご覧の通り、

長さ自体はそんなに長くはないのですが、

刈り上げご希望なので、

襟足ギリギリまで短くてOKなので

十分ウイッグに使ってもらえる長さが取れます。

 

ゴムで結びます。



 

 

このお客様のゴムを結ぶ位置、

今までの他のお客様と違うのですが、

お分かりでしょうか?

 

 

 

 

 



 

黒髪に黒ゴムで分かりづらいので、

色をつけてみました。

 

ピンク色の点が表面のゴムで、

黄色の点が襟足のゴムです。

 

刈り上げなので、

襟足のゴムは結べるギリギリまで。

 

ショートヘアなので、

表面のゴムも短めで設定します。

 

仕上がりがボブの場合は、

襟足も表面もある程度の長さを残して

ゴムを結ばなくてはいけません。

 

ヘアドネーション後に

ショートヘアご希望の方は、

こんな感じで毛束を取れますので、

元の長さがあまり長くなくても

大丈夫かも知れないので

是非是非ご相談下さい!

 

 

 



断髪です。

 

 

断髪後の写真は、

あまりにも切りっぱなし感がすごいので

割愛させて頂きます・・・・・

 

このお客様は、切りっぱなしに備えて

可愛らしい帽子をお持ちでしたので、

それを被っていつもの美容室に

行かれました。

 

あとは、

あちらの美容師さんにバトンタッチです。

 

きっと、ショートもお似合いのお客様なので

仕上がりを見てみたかったなぁ、と思います。

 

 

このお客様は、ずっとショートだったそうで

だからこそ刈り上げにも

チャレンジ出来ちゃうのだと思います。

 

女性で刈り上げって

なかなか勇気が要る事なので、

カッコイイなぁ、って思いました。

\(^o^)/スゴー

 

ずっとショートだったこちらのお客様が、

少し伸ばし始めた頃に

知り合いの方がヘアドネーションをしていて、

その存在を知ったのだそうです。

 

「寄付として提供するのであれば、

白髪が出る前にしたかった」

とも仰っていました。

 

 

私も経験がありますが、

ショートヘアを伸ばしていくというのは

とても大変な事なのです。

 

ボブからロングにする場合は、

あまり形の変化なく伸ばしていけるので

それほどストレスを感じずに済みますが、

ショートからロングは

全く形が違うので、途中で何度も

くじけそうになるポイントがあるのです。

 

一番の難関は、

短かったつむじ周りの髪の毛が

目の位置まで伸びて来た時です。

 

ショートの人は、

常にまぁるいシルエットに慣れています。

 

まぁるいシルエットとは、

横よりもトップの髪の毛が短いという事です。

 

まぁるいシルエットを作っていた

トップの短い髪の毛が目の横まで伸びると

どうなるでしょう・・・・?

 

 

一番重くて、シルエットが一番横に張るのが

目の横になる時、

とても耐えがたい感覚になるのだ、と

先輩に聞いたのを今でも良く覚えています。

 

 

なるほど、私もそれに耐えられずに

何度も挫折して今に至ります。

 

この難関ポイントに達すると、

どうしても耐えられなくなって、

切りたくなっちゃうんですよね〜(;´д`)

 

乗り切るポイントとしては、

長さが目の横に溜まった時に量調整をして

シルエットをスマートにする事です。

 

量調整をするという事は、

つまり “すく” という事であり、

“すく” という事は、

短い髪の毛が出来てしまいます。

 

短い髪の毛が出来るという事は、

なかなか伸びないという事です。

 

その様にしながら一進一退を繰り返し、

気の遠くなる思いで伸ばしていくのです。

 

 

このお客様が仰った言葉で、

とても印象に残った言葉があります。

 

「ずっと “預かっている” 感覚があった」

という言葉です。

 

 

すごい言葉だなぁ、と思いました。

 

これはきっと、

全てのヘアドネーションにご協力頂いた方の

想いに共通するのではないか、と。

 

自分のためには伸ばせないけど、

誰かのためにだったら

毎日のシャンプーや

気の遠くなる様なドライヤーの時間も

耐えられるのだと思います。

 

深いです・・・・。

 

そして、

頭が下がる思いがします。

 

 

 

そんな、沢山の想いが詰まった髪の毛

責任を持って送らせて頂きます。

 

 

もっともっと

ヘアドネーションの輪が

広がっていきますように・・・・☆

 

 

 

 

西小山美容室・ヘアメイクwing

 

 

 

 

 

 
Wing